フランスの高速鉄道、TGVってなんだ?!

貨物列車との関係性


TGVは原則として旅客列車専用の車両です。そのため、客室列車や貨物列車としての運行は想定されていません。このことから、最急勾配35パーミルが許容されています。そのため、丘陵地帯であってもトンネルを作ることなく建設することが可能になっています。そして、そのことが建設費のコスト削減に役立っているのです。

また、LGVで貨物列車の運行が制限されている理由として、速度の違う貨物列車が一緒の路線を走ることによって、TGVの高速運行の妨げになることを懸念しているというものがあります。さらに、TGVが高速走行をすることによって乱気流が発生し、貨物列車がそれに煽られて不安定な走行になってしまうリスクも考えられているのです。しかし、路線延長されたポイントに関しては、貨物列車との混合走行が想定されているところもあり、柔軟な対応を心がけているとも言えるでしょう。

TGVは貨物列車との共用を基本的には考えていないという背景があります。そのため、建設においてコストをカットすることも可能となったのです。TGVの高速走行によって、リスクの高い走行を強いられてしまう可能性のある貨物列車ですが、新路線についてはその影響も考慮されていると言われています。