フランスの高速鉄道、TGVってなんだ?!

2極化が進む


TGVとは別に、SNCFにはOuigoという高速列車があります。これは低価格が特徴で、イメージとしては格安航空であるLCCを想像してもらうのが分かりやすいでしょう。SNCFが推し進めているリブランディングはinOuiというフルサービスの列車と、Ouigoのようなエコノミーの列車という二極化を進める計画がその中の1つに入っています。

このサービスの二極化によってどのようなことが起こるのでしょうか。フルサービスであるinOuiはTGVのサービスはそのままにWi-Fi接続設備を設置、シートピッチや荷物置き場の拡充などを行います。この上で新しいロゴやデザイン、塗装も新たに変えていくという方針を採用しています。さらに1等車両やビュッフェカーというTGVの良さを象徴する設備はそのまま残していく予定です。

Ouigoは都市から離れた地方でも駅の発着をすることがメリットとして挙げられます。また、2等車のみの編成になり、ここからはビュッフェカーの連結はありません。荷物置き場の削減もあり、簡素でシートピッチが狭まっている椅子の仕様なども変更されています。このような点からコストが軽減されていると言われています。座席数も多いため、収益も確保することが考えられています。